ミニマリスト流・ワードローブを磨く3つのルール

原宿のストリートに憧れたティーン時代、清楚系OLスタイルを夢見た20代を経て30代に辿り着いた今、幾度もの迷走と試行錯誤の果てにたどり着いたのは「ミニマリズム」。
今回は、30代独身女性・ミニマリスト見習いの私が、ワードローブを研ぎ澄ませるために大切にしている3つのルールをご紹介。

1. 形:似合う服だけを選ぶ

衝動買いの紙袋や、プライスタグが切られぬままの戦利品…。そんな過去を経て学んだのは「欲しい服」ではなく「似合う服」を選ぶということ。
骨格診断・パーソナルカラー・顔タイプ──自己流ながらも分析を取り入れることで、ようやく大事故を避けられるように。

似合わない色や装飾で“戦士のよう”になってしまうのは、もう卒業。今は自分の属性に寄り添ったシルエットを選ぶことが、ファッション迷子から抜け出す鍵になった。

2. 色:モノトーン+差し色で統一感を

気を抜けばモノクロ一辺倒に陥りがちなミニマリストのクローゼット。そこで私は“ベースはモノトーン、差し色にブルー”とルールを決めた。
トップスは白、ボトムは黒、アウターはグレーやブルー。アクセサリーは潔くシルバーで統一。

靴下やインナーは全て同じものを複数セット揃える──そんな小さな工夫で、朝の慌ただしい時間から「片方が見つからない!」という小さなストレスを排除できる。

3. 素材:軽やかでシワにならない

着心地の重さや、手入れの煩雑さは、服を“タンスの肥やし”に変えてしまう。
だからこそ、軽い・シワにならない・速乾性がある──そんな素材を選ぶように。旅行のときにもストレスなく連れていける相棒こそ、ミニマリストの正解。

「好きな服」から「似合う服」へ

年齢やライフスタイルに寄り添い、形・色・素材の3要素を意識することで、少ないアイテムでも着回し力は格段にアップする。
闇雲に“数を減らす”のではなく、“似合うワードローブを磨く”。それこそが、毎日の満足感を高める最短ルートだと信じている。

私自身もまだ道の途中。これからも、進化するワードローブの旅を続けていきたい。